@article{oai:luther.repo.nii.ac.jp:00000318, author = {Uemura, Toshifumi and 上村, 敏文}, issue = {50}, journal = {ルーテル学院研究紀要, Bulletin of the Japan Lutheran College and Theological Seminary}, month = {Mar}, note = {「水牛神学」で世界的には名高い小山晃佑に関して、日本の学会は全く取り上げて来なかった。いくつか理由が考えられるが、その最たるものは文体にある。日本語で書かれるものは、ほとんどすべて論文というよりもエッセイ、あるいはポエムであった。一方、英文で書かれ近年邦訳された『水牛神学』は、当然のことながら、想定している読者はアメリカを中心とした欧米の人々であったので「神学」を意識して執筆されている。プリンストン大学でルターの詩編についての博士論文を書き、欧米の神学にも通暁していた小山が、一宣教師としてタイの農村に伝道をする時には、むしろ彼らの理解しやすい言葉、すなわち仏教用語を用いてイエスを語った。この体験が、「アジアにおける神学」を展開する端緒となった。小山自身の日本語による『托鉢僧と水牛の国で』に出てくる「水牛神学」と、英文から日本語に翻訳された『水牛神学』とを比較考察することにより、小山の神学の深部に触れてみたい。}, pages = {17--31}, title = {小山晃佑の「水牛神学」 ―「制度化」された神学と詩の領域―}, year = {2017} }