@article{oai:luther.repo.nii.ac.jp:00000323,
 author = {Ikeda, Noriko and 池田　, 紀子},
 issue = {50},
 journal = {ルーテル学院研究紀要, Bulletin of the Japan Lutheran College and Theological Seminary},
 month = {Mar},
 note = {本研究は，日本での児童虐待に対応する実践の質の向上に向けた示唆を得るために海外の研究動向を概観した。SocINDEX with Full Text を用いて，「child abuse and neglect」「child maltreatment」「social work」「decision making」のキーワードで検索された1978 ～ 2015 年までの98 件の論文の内，米国，英国，オーストラリア，カナダを対象とし，当事者研究や巻頭言を除いた44 本の文献レビューを行った。調査結果からは，①意思決定の影響要因，②リスクアセスメント指標，③リスクアセスメントモデル活用の課題，④ソーシャルワーカーの個別性，⑤組織的要因の５つのフレームワークが分類された。合理的意思決定の重要性を踏まえつつ自然主義的意思決定アプローチの意義が提示された。結論として①ソーシャルワーカーとしての専門性向上と課題に応じた意思決定の選択が求められる，②支援開始レベルthresholds が存在する中でソーシャルワーカー自らが実践で考えながらの意思決定が必要との示唆が得られた。},
 pages = {77--88},
 title = {児童虐待の意思決定に関する海外の研究動向― 実践の質の向上に向けた示唆},
 year = {2017}
}