@article{oai:luther.repo.nii.ac.jp:00000357, author = {Ishii, Samoa and 石井, 砂母亜}, issue = {52}, journal = {ルーテル学院研究紀要, Bulletin of the Japan Lutheran College and Theological Seminary}, month = {Mar}, note = {己事究明を哲学の根本問題と考えた西田にとって、宗教論は哲学の中心課題であった。1935 年以降、西田は宗教論を練り上げるに際し、ルターを批判的対話の相手として重視するようになる。ルターへの関心の深まりと、西田自身の宗教論の深化とは、不可分の関係にある。しかし、これまで西田のルターに対する関わりの詳細については十分な研究がなされてこなかった。本稿では、その空隙を埋めるために、西田哲学におけるルター受容の内実を資料研究の視点から明らかにしたいと思う。これによって、西田がルターとの対話を通して死の問題を追求したこと、またルターの終末論を死の自覚の視点から解釈することによって人間の自由の可能性を問い求めようとしたこと、このことを示すことが本稿の最終的な狙いである。}, pages = {39--50}, title = {西田幾多郎とルター ──死の自覚から自由の可能性へ──}, year = {2019} }